親子遠足でのパパの役割

パパさん、保育園の親子遠足いってますか?

ひょっとして親子遠足はママ担当、だなんて一線を引いていませんか? だとしたら非常にモッタイナイですよ。さっさと仕事を片付けて参加しましょう。

保育園の親子遠足にはパパにしかできない役割があるんだぜ!

保育園の親子遠足とパパの役割

親子遠足でのパパの役割

保育園で行われる親子遠足の目的は、親子で楽しむ、家庭同士の交流を深める、この二点です。

単純に見えて実は結構難しいお題です。

子どもは遠足でテンション上がってますから広い屋外を縦横無尽に駆け回ります。

半日くらいの長丁場で元気な子どもに付いていくのは体力的になかなかハード。嫁がゼエゼエ息を切らしながら子どもを追いかける姿が容易に想像できます。

保育士の先生たちがフォローしてくれますけど、そうなったら保育園での生活と何が違うの?って話です。ママと先生が走り回ってたら家庭同士の交流なんて大したことできません。

親子遠足の目的を考えたら「ママだけでもいいんじゃない?」とはとても思えません。そんな悲惨な状況にパパを投入すると、とても有意義な親子遠足に生まれ変わります。

パパの活躍がママ同士のつながりを深める

普段の保育園の送り迎えでもママ同士の交流はあります。但し、出勤前だったり、夕食の買い出しがあったりと全員が満足に時間が取れるわけではありません。

ドタバタのうちに親たちは保育園から去っていきます。よっぽど懇意にしてるママ同士でないかぎり、満足なコミュニケーションは取れないでしょう。

そこでママにはレジャーシートというベースキャンプで子どもを目で追う、声援を送る係に徹してもらい、パパは子どもと走り回る役を買って出ます。なんならパパが参加していないお友達も引き受けます。

それだけでママ同士がコミュニケーションする時間が取れるので、つながりを深めることができるんです。そして嫁から感謝されます。これはモテる!

保育士の先生への印象付け

家では子煩悩パパでも、その現場をみていない保育士の先生たちにはわかりません。

親子遠足の時に打ち明けてママ友にすごく共感されたんですが、

子どもの異常を何でもかんでも家庭環境に結び付けたがるベテラン先生がいるんです。多分どこの保育園にもいるんじゃないでしょうか。

「愚図りやすいのは愛情が足りないから」

「お昼寝しないのは外遊びが少ないから」

「反抗的なのは甘やかし過ぎだから」

正しいそうな指摘もありますが「それ、原因じゃなくね?」というのも散見します。

下手に反発して子どもの扱いが悪くなるのが心配だから我慢するしかないっていうママの意見は多かった。パパたちはちゃんと言うべき!って言ってましたがベテランの先生ほど人の話を聞かないから難しい問題です。

そこで親子遠足を利用して普段の子煩悩ぶりを保育士の先生たちに見せつけてやるんです。そうすることで「あそこの家庭環境は心配ない」と理解してもらえます。

実際、親子遠足後の送り迎えの時に、いつもは「家庭環境が~」とクドクドいってくるベテラン先生が「パパにすっごく愛されてるんだね!」と笑顔でサヨナラできたそうで、嫁もホッと胸を撫で下したそうです。

パパはヒーロー


パパは子どもに比べて身体能力が優れています(スタミナ以外)。外遊びのノウハウも沢山もっています。

子どもを抱えて走ったり、段差やハシゴを補助したり、子ども同士の喧嘩の仲裁に入ったり、トンボの掴まえ方を教えたり、ヘビが出たら追い払ったり(実際に出た!)、転んだりケガをしたらすぐ駆けつけてくれる。子どもにとってパパはヒーローなんです。

子どもは良くも悪くも素直なので、お友達が「〇〇君のパパすごい!」といってくれたら、それだけでパパを誇らしく感じ、子どもの自信にもつながります。

親子遠足、特に屋外はパパの方が適正がありますね。

パパの役割を通して見えたもの

お友達と遠出して遊ぶのは特別なことです。さらにパパママがいる最高の一日。本当に楽しそうでした。

楽しそうな子どもをみるのは親も楽しいんです。日々の生活に忙殺されていると、こんな当たり前のことでも忘れてしまうんですね。

それに他所のご家庭の親子関係を知ることができてよかった。参考になるものあれば反面教師にしたいものあって、大いに学ばせてもらいました。

お友達も名前と顔は一致するけど性格までは把握できていませんでした。今回の親子遠足で知ることができて良かった。我が子とのコミュニケーションにも活用できそうです。

来年は下の子も連れていけたらいいなあ

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