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子どもが喜ぶクリスマスプレゼントについて考えよう

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子どもが喜ぶクリスマスプレゼントについて考えよう

クリスマスが近くなると小さな子どもを持つ親御さんたちが口を揃える、呪文のようなフレーズがあります。

「良い子にしていないとクリスマスにサンタクロースは来てくれないよ」

どのご家庭でも一度は口にした(耳にした)ことがあるんじゃないでしょうか? 親御さんたちがこのフレーズを使う気持ちはわかります。だって「サンタクロースはちゃんと見てるよ」と伝えると子どもは良い子になろうとしてくれますからね。

ちなみに良い子にプレゼントを配るサンタクロースのモデルは、ドイツの伝承にあったりします。

常に笑顔の、白のトリミングのある赤い服・赤いナイトキャップ姿で白ヒゲを生やした太りぎみの老人の男。白い大きな袋にクリスマスプレゼントを入れて肩に担いでいる。19世紀の初出では一頭立てのトナカイがソリを引く姿が描かれていたが、やがて八頭立てとなり、家々の子どもたちが寝ている間にプレゼントを配る現在のイメージに至っている。

(中略)

ドイツの古い伝承では、サンタは双子で、一人は紅白の衣装を着て良い子にプレゼントを配り、もう一人は黒と茶色の衣装を着て悪い子にお仕置きをする(クネヒト・ループレヒトを参照)。容姿・役割共に日本のなまはげに似ており、民俗学的にも年の瀬に来訪する年神としての役割の類似が指摘される。現在、ドイツでは聖ニコラウスは「シャープ」と「クランプス」と呼ばれる二人の怪人を連れて街を練り歩き、良い子にはプレゼントをくれるが、悪い子にはクランプス共に命じてお仕置きをさせる。

サンタクロース『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』より。2016年12月16日 (金) 05:29 UTC、URL:http://ja.wikipedia.org

我が家でもこれまで「サンタクロースが見ている」作戦を採用していましたが、作戦を繰り返しているうちに何だか違和感を覚えてきました。どうも使い方を間違えてしまったようです。

今回は、サンタクロースは良い子のところにやってくる、というしつけについて

サンタクロースが子どもに与える影響力

子どもが喜ぶクリスマスプレゼントについて考えよう

クリスマスは子どもにとって一年間のイベントの中でもランキング上位に入る魅力的なイベントです。普段は決して親から買い与えてもらえない特別なプレゼントが貰えますからね!

その特別なプレゼントが貰えないとなれば一大事。クリスマスプレゼントを何とか貰おうと一生懸命良い子になろうとします。かわいいですよね。

いつも悪さばかりしている子どもでも「サンタクロースが見ているよ」と伝えれば良い子になります。いたずらっ子も屈するクリスマスプレゼントは絶対的存在なのです。

子どものいたずらに手を焼いている親であれば、「サンタクロースが見ているよ」と伝えるだけで子どもが良い子に変身するのだから、これほど楽なことはないでしょう。

あまりにも簡単に良い子になるからサンタクロースをしつけに利用してしまうんですよね。これがぼくが違和感を覚えたポイントです。

 

でも、ちょっと考えてください。

クリスマスプレゼントという幸せをもたらすサンタクロースが、良い子にしかプレゼントを渡さないという条件を突き付けるだなんて、子どもたちの夢や希望を脅かすマネをしていいのだろうか?

子どもが気持ち良くクリスマスを迎えられるために、サンタクロースはどんな存在であるべきなのか。

サンタクロースをしつけに利用するのは間違っている

クリスマス前だけ良い子になる子どもって、プレゼント目当てでそうしてるだけでクリスマスが過ぎた途端に元通りになってませんか?

大人の顔色を伺うクセがつく

子どもが「サンタクロースが見てるから良い子にしよう」と考えるようになったら大変。善悪の本質を学ぶことなく、大人の顔色を伺うような人間に育ってしまいます

例えば、親に叱られたことを何度も繰り返すようであれば、反省しているとは考えにくいですよね。我が家でサンタクロースをしつけに利用していた時、まさしくその兆候が表れていたんです。

そのうち「親にバレなければ大丈夫だ」「親にみつからないようにしよう」という間違った理解してしまうんじゃないかと案じるようになっていました。

子どもの信用を失うことになるかも

それでも純粋無垢な子どもたちは、親が「サンタクロースが見ているよ」と言っていれば素直に信じてくれます。親に対して疑うことをまだ学んでないからです。

そんな子どもたちも成長して、いつかは「サンタクロースはいないんじゃないかな」と気付きます。それは同時にサンタクロースにまつわる面倒なルールは全て親発信であったことも悟ってしまうときでもあります。

子どもたちがおとぎ話にのせられたと笑い話にしてくれるのか、サンタクロースを餌にいいように矯正させられた(騙された)と親を恨むのか。

親がサンタクロースの影響力を利用したしつけをすればするほど、良い子にしてなきゃいけないフラストレーションが溜まっていき、騙されたと思う気持ちが強くなる。

楽をした代償は子どもの信用を失うという形で返ってきます。

子どもだから難しいことはわからないと侮っていると、予想外のしっぺ返しを食らうことになりますよ。自分がやられて嫌だなと思うことは、子どもにしないようにしたいですね。

サンタクロースは手放しで喜べる存在

サンタクロースは、クリスマスの日に夜な夜な子どもたちにプレゼントを配って回るおじさんです。

名前を聞いただけで子どもたちがウキウキワクワクしちゃう存在。それだけでいいんじゃないかなーとぼくは思うのです。

良い子か悪い子かで異なる対応するサンタクロースなんて必要ない。悪い子にだってプレゼントが貰える。サンタクロースを思い浮かべたら、どの子も満面の笑顔になってほしい。

伝え方が重要

けれども、悪い子でいることは褒められたことではないので、自分の子どもには「せっかくプレゼントしてくれるのだから良い子に渡した方がサンタクロースだって気分が良いはずだよ」と伝えることにしたい。

願わくは他人の気持ちを考えられる優しい子になってほしい。伝え方を工夫するだけで子どもの可能性を広げることが出来るから、ぼくたち親は子どもと真摯に向き合い、常に考えてないといけないですよね。

友達とのバランスも考えてあげよう

このことは嫁にも相談しました。伝え方に一貫性がないと子どもが混乱してしまうので。すると、

世間的には「サンタクロースは良い子のところにやってくる」と伝えている家庭が多いと思う。子どもたちには子どもたちのコミュニケーションがあるのだから、多数派の意見と衝突しないように気を付けないといけないよ。

と、嫁に指摘されました。うーん、嫁の方が視野が広い。頼りになります。

確かに「悪い子だってプレゼントはもらえる」というぼくの主張を押し通したところで困るのは子どもだ。嫁の指摘がなかったら、自分本位の偏屈男になるところでしたよ。

サンタクロースがいなくても良い子は育つ

その後も嫁と話し合った結果、

  • 「悪い子もプレゼントはもらえる」とは伝えない
  • サンタクロースを利用したしつけはしないこと
  • パパとママでお互いに注意し合うこと

以上の3点でまとまりました。

良い子にはいいことが起きるし、悪い子にもいいことが起きる。それがクリスマス。

大人の都合で子どもたちの夢や希望を脅かすようなことはしてはいけないです。子どもが喜ぶクリスマスプレゼントにしたいですね。

サンタクロースの力を借りなくても良い子に育ちますよ♪

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