夫婦仲が改善できない理由

願わくば、いつまでも仲が良い夫婦関係でありたい。

これは夫婦だからそう思うのではなく、そう思えるから夫婦になったぼくの願いです。このサイトを訪れる旦那さん達には賛同してもらえると思います。

だから夫婦仲が悪い状態というのは、夫婦になった理由を否定することに違いありません。

「そんな単純な話じゃないぞ」と反論される人がいるかもしれませんが、いいえ、これは単純な話です。もっともらしい理由をつけて問題から目を背けてはいけません。気持ちが萎えてしまったら何も行動できませんよ?

でも最初から萎えてる人なんかいません。何かと理由をつけて行動できないでいるのには、深層心理にある『制約』が関係しています。自尊心の高い人ほどその存在に気付かなかったりします。今回はあなたの行動を制約しているものについて。

夫婦仲改善を制約しているもの

夫婦仲が改善できない理由

夫婦仲の改善を制約しているものは大きく分けて3つあります。それは失敗への恐怖心時間経済的理由です。ちなみに今回は『夫婦関係の改善』をテーマにして話を進めますが、新しいことをやろうとしているときも同じことが言えます。

この失敗への恐怖心、時間、経済的理由が自身の固定観念をガッチガチに縛りつけています。本人が気付いていないだけで、無意識に行動しない言い訳として使っています。

逆に言えば、この制約を深層心理から引っ張り出して明らかにする(意識する)ことで、行動しない自分を克服するきっかけになります。

なかなか行動することができない人は、自分の心と素直に向き合ってみましょう。

失敗への恐怖心

  • 恥ずかしい
  • 迷惑をかける
  • 怒られる
  • ダサイと思われる  など

夫婦仲の改善は相手があって初めて成立する行為です。そのためこちらから相手にアプローチしなければ始まりません。そうなると当然、相手から何らかのリアクションを起こすでしょう。

すでに夫婦仲が悪ければ、高確率で辛辣なリアクションが予想されます。「キモイ」「ウザイ」「余計な事するな」「プッ(嘲笑)」…考えるだけで気持ちが萎えますね。

男って基本的にええかっこしいですから、失敗への恐怖心がめちゃくちゃ強いです。ぼくもそうだったりします。

時間

  • 忙しい
  • 年齢  など

遅くまで仕事、帰ってきても仕事、仕事が終わったら明日の仕事の準備。時間が空けば会社の仲間と飲みニケーション。仕事にプライベートに忙しい人は『夫婦仲の改善』という終わりのみえない取り組みを疎ましく感じるのかもしれません。

また「結婚○年目ならこんなもんだろう」という根拠のない妥協や「もうこんな年だし、いまさら頑張ることでもない」といった諦めも、行動をしない制約になっています。

経済的理由

  • 家庭の事情
  • 住んでいる場所
  • お金  など

嫁と姑の仲が悪くて夫婦関係までギクシャクするとか、生活水準が稼ぎとあってないから嫁のイライラが募る、など自分以外に原因をみつけて現実逃避するのも制約ですね。「自分は悪くないんだ―!」って。

人のせいにするのはとっても楽チンですから。

正体がわかれば対策できる

なんとなく自分を縛りつける制約がみえてきたでしょうか?

男性の場合、女性と比べて問題解決能力に長けてる傾向があるため、問題があるとわかれば率先して対策を講じようとします。中途半端だと気になってどうしようもない(笑)

ぼくが抱えていた制約はやはり『失敗への恐怖心』でした。

嫁モテの一環で「嫁の行動に対してポジティブかつ具体的な感想を言おう!」と作戦を考えたときに、やはり頭をよぎったのが失敗への恐怖。

「慣れてないから気恥ずかしい、もし笑われてしまったら立ち直れないかも…」と思ってたんですね。これを明確にイメージしたことでぼくの中でパラダイムシフト(発想の転換)が起こりました。気持ちがスッキリしたのをよく覚えています。

慣れてないなら慣れればいい。

笑われて失うものはくだらないちっぽけな自尊心だけ。

よくよく考えれば恐怖でも何でもなかったんです。むしろカッコ悪いことを貫く姿勢がカッコいいぜ、くらいに思えてくるから不思議です。そう思えたら心の底からモチベーションがふつふつと沸いてきて、ぼくのなかにあった制約がフワッと消滅しました。

自分の価値観、思考パターン、倫理観、常識、信念などの固定観念をぶち壊す準備は整った!あとは行動するのみ!

レミ
レミ
子どもを見るキミの目はいつも慈愛に満ちてるよね。その目をぼくにも向けてくれないかい?
ヨメ
ヨメ
キモキモキモッ!鳥肌たったわ!
レミ
レミ
あぁ!まってー!(泣)

・・・失敗はします。人間だもの。でもへこたれません。

あなたの行動を制約しているものは何ですか? 自分の心に素直に向き合えば必ず乗り越えられます。勇気を出して踏み込んでみましょう。

-夫婦のこと