工務店との賢い付き合い方

マイホームは一生涯の高い買い物です。

買ったあとで後悔しないように全身全霊をもって取り組まなければなりません。工務店の言うことだけに流されていてはもったいないです。

今回は、工務店との賢い付き合い方についてご紹介します。

社長を巻き込もう

工務店との賢い付き合い方

話が具体的になると担当を付けられると思いますが、担当とだけ話を進めていると知らない間に損をしますよ。

とにかく社長を巻き込むことです。この一点に尽きます。

担当任せはもどかしい

担当に何かしら要求するとこんな感じになると思います。経験ある方いるんじゃないでしょうか?

  1. 担当では決められない
  2. 要求を会社に持ち帰る
  3. 社長に相談した結果ダメでした
  4. ぼくが文句言う
  5. 担当「私は叶えてあげたいんですが社長が・・・

そこでぼくは思うわけです。

ちゃんとこちらの要求を伝えたのかと。「これこれこういう理由だからこうしてくださいよ」と伝えたのかと。

「レミさんがこうしたいって言ってます」って理由を省略してんじゃないのかと。ええいっもどかしい!

融通が利かない工務店担当

そもそも本当に相談したのかと。

面倒だから相談したことにしたんじゃないかと疑ってしまいます。何でこんなに疑り深いのかというと実際にぼくの担当がやらかしたからです。

担当に階段下収納のレイアウトをこうしたいって要望したら、数日後に「ちょっと無理みたいです」と回答がきました。

後日、別件で社長と会った際に

レミ
レミ
そういえば階段下収納の要望って何でダメなんですか?

と聞いたところ、担当から相談されたはずの社長から

えっ?できますよ

と答えが返ってきてビックリました。

担当を問い詰めたら「別件と勘違いしてました」ですって・・・要望は紙に書いて説明して持ち帰らせたハズなんですけどねぇ。

ぼくのケースが特殊だったとは思いますが、社長と直接つながっていないと、こういったリスクがあるということです。

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社長の携帯番号をGETするべし

完成見学会や工務店に出向いたときに「一言挨拶したい」とか適当な理由をつけて接触しましょう。

いくつか質問を投げかけたら「勉強になりました。さすが社長さんですね。今後も色々教えていただきたいので連絡先を教えてくれませんか?」とおだてて首尾よく携帯番号をGETです。

担当とのやりとりで不安を感じたら社長に直談判です。ぼくの場合、階段下収納の件で担当がやらかしてくれたおかげでバンバン社長に電話かけてました。結果だけみればいい担当だったのかも(笑)

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社長に任せる

工務店の社長が一番困る施主さんは建て始めてからあーでもないこーでもないと言い出す人だそうです。工期は延びるわ資材手配が滞るわで凄くイライラするって言ってました。

自由設計だからといって色々自分のアイディアを取り入れるのはOKなのですが、工務店に迷惑をかけてまで迷いに迷った挙句、イマイチなマイホームなんて嫌すぎです。

所詮ぼくらは建築の素人なんです。どうしても譲れない部分だけ決めたらあとは工務店に任せましょう。ぼくの場合は家事動線だけめちゃくちゃ拘りました。初めて来訪される方、特に女性から結構な確率で褒められます。

社長に効く殺し文句

ここでも社長です。ぼくは社長にこう伝えました。

「家事動線だけは拘りましたが、あとはプロの社長に全てお任せします。ぼくの知り合いにこの家は〇〇工務店の社長が設計したんだぞって自慢させてください。素人の意見は挟みませんのでどうぞ好きにやってください」

そうしたら社長は急に畏まって

「担当の図面は私の裁量で全て手直しします。若手を育てるのも大事だと思っていますが、そこまで言われたら私にも意地があります。私が設計するからには恥ずかしくないものを作らせていただきます」

と応えてくれました。

その後は社長がメイン、担当は補佐みたいな体制になりました。まあ社長と直接やりとりしてたら担当の立場がないですよね。

でもしょうがないです。こちとら人生最大の買い物なんです。遠慮なんかしていられません。

社長に変わってからあんまりパッとしなかったマイホームがどんどん良くなっていくのが素人目にもわかりました。

嫁も大喜びです♪

しかも凄いスピード感。やっぱり決裁権を持つ人が動くと早いですね。完成までストレスなく進捗しました。

先の話になりますが、我が家の完成見学会ではご来場くださった沢山の玄人(笑)の方から実際の予算より300~500万ほど高く見積もっていただきました。

レミ
レミ
社長スゴイ!

理想のマイホームを手に入れるために納得いくまで情報収集しましょう。実際にマイホームを建てた人のブログは参考になりますよ。

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