子どもに仮面ライダーや戦隊モノなどの特撮系テレビを見せ始めるのは何歳からが適切なのか? それとも何歳になっても見せるべきではない?
意見が分かれるテーマですよね。
レミ家では三歳から解禁しました。現在は仮面ライダー電王を視聴しています。俺、参上!
余談ですが、Amazonプライム会員のサービスのひとつ『プライム・ビデオ』だと、2011年の『仮面ライダー フォーゼ』までの旧作が無料視聴できます ※2016年9月時点。Amazon恐るべし・・・プライム・ビデオが特典として入ってるAmazonプライムは30日間の無料体験を設けていますので、まだの方はぜひ試してみてください。
今回は、ぼくが三歳児に特撮系テレビを解禁した理由と視聴の仕方について紹介します。
特撮系テレビをみせるデメリット
まずは、子どもに特撮系テレビをみせたくない親の意見をネットからざっと集めてみました。
- 戦闘シーンが多く子どもが乱暴になる
- 登場人物の言葉遣いが汚い。「テメエ」「許さん」など
- 意味不明な言語を話すようになる。必殺技名とか?
- 乗り物が凶器として扱われる
- セリフの掛け合いを覚えないと不機嫌になる
- おもちゃ代がめちゃくちゃかかる
- 義母の当たりが厳しい
- 子どもよりパパがハマってウザイ
こういった意見を眺めてると極端な発想をする人が多いなーって感じます。子どもが心配するのはわかるけど神経質になりすぎ。
特撮系テレビはごっこ遊びを促進するツール
特撮系テレビは男の子なら誰もが通る道であり、それほど格別の楽しさがあります。ヒーローはカッコイイですから、主人公になりきってごっこ遊びをするでしょう。
ごっこ遊びは、子どもの発育に大切な遊びです。
何かになりきるわけだから、その何かの真似ができないと成立しません。真似るためにそのモデルを脳内に留めながら自分の行動と一致させる必要があります。ごっこ遊びはそういった脳の発育に貢献します。
上手にごっこ遊びができる子は、対象の特徴を捉える観察眼、なりきるポイントを掴む要領の良さ、モデルの行動をトレースする想像力が優れています。ごっこ遊びは早い方がいいとぼくは考えています。
ごっこ遊びを促進するツールとして特撮系テレビは非常に優秀です。
デメリットは親がフォローしてあげよう
とはいえ、ごっこ遊びでは前述した『特撮系テレビをみせるデメリット』の問題が解決するわけではありません。
どうやってフォローすればいいでしょう?
我が家でのこたえは「子どもと一緒に視聴する」ことです。
子どもが間違った理解をしそうなところは親が矯正してあげればいいんです。これって別に特撮系テレビだけの特別なことじゃなくて、どんな時も親が子にやってることですよね。
この発想が浮かんでこない親は、子どもをテレビに任せて放置する気満々だからなんじゃないでしょうか。
ぼくは子どもの理解を確認するために、子どもと会話しながら仮面ライダーを楽しんでいます。
(怪人が街を破壊する)
(主人公が怪人を口汚く罵る)
(主人公がバイクで怪人を撥ねる)
親が付いてあげられないときは基本的に見せません。夫婦で注意し合いながら運用しています。
目を輝かせてテレビをみて、終わったらパパとごっこ遊びに興じる。ごっこ遊びを挟むと長時間みることも回避できるので、我が家では良いサイクルが出来上がってますよ♪