新婚当初は可愛らしいかった嫁も、ときに旦那が怯むほど肝が据わってくることがあります。
うちの場合だと他人が関わるような決定事項(例えば結婚式の席次など)は「自分の選択で迷惑かけたら嫌だ」とかで避けていたのに、今では別人のように何でもホイホイ決めちゃいます。
ぼくのアドバイスも基本スルー・・・頼もしい
人が変わるにはそれなりの理由があるものです。
既婚女性の肝が据わる理由
肝が据わってきたかな? と疑問に思う方もいるかもしれませんが、長年一緒に生活しているとなかなか気付けないかもしれません。
大きな決断を迫られたときなんかは分かりやすいかも。車の購入や子どもの進路関係なんかは、選ぶ際の迷いはあれど自身が判断を下すことへの恐れなんて微塵も感じさせません。
必要じゃない変化?
人生において沢山の場数を踏んでいけば肝が据わってくるでしょう。人は成長するものです。
でも夫婦生活の中で嫁の肝が据わるということ自体は喜ばしいことですが、旦那の立場として考えるとなんだか複雑な気持ちになります。
成長といえば聞こえはいいんですけど、言い換えれば今の生活に足りないものを補おうとしているのです。肝が据わる=度胸。つまり嫁は度胸がないと夫婦生活をやっていけないと判断したのでしょう。
嫁のバランス調整に甘んじてはいけない
男は度胸!という言うつもりはありません。嫁に度胸がつくのならそれでもいい。これは先ほども言いました。ぼくがこだわりたいのは変化の動機です。
ぶっちゃけ度胸のない旦那でも魅力的な人は沢山います。それこそ人の好みですからね。これは当たり前の話。それを承知で一緒になったのなら不満はないでしょう。それこそが本来の肝が据わった嫁の在り方です。
でも「最近、嫁の肝が据わってきたな~」ということは、昔に比べて旦那に度胸がなくなってきている、もしくは嫁には度胸があるようにみえてたメッキが剥がれてきたということです。
どういうことかわかりますか?
「旦那が不抜けたから私がやるしかない」って思われているんですよ。
嫁は昔と今のギャップを埋めようと夫婦間のバランスを取り始めているんです。良いパートナーですよね。文句を何一つ言わず変わっているのなら、ちょっと甘やかしすぎでは? と思うほどです。
あなたはそれでいいんですか?
パートナーとしてお互いが夫婦のバランスを調整していく姿勢は大切なことですが、それに甘んじて自分自身の矜持を全うしないのは男女関係なくダサいと思いますよ。ぼくも人のこと言えませんけどね。自責の念を込めて不抜けた自分に喝!