夫婦喧嘩は、夫婦関係をメンテナンスするために必要なときもある。
けれども、すべての夫婦喧嘩が必要かといえばそうでもありません。夫婦喧嘩のあとで激しく後悔するケースって結構ありますよね。
ダメだなーと思いつつも、ついやらかしてしまう。悩ましい問題です。
どんなに理知的な人でも、その日その時の気分次第で態度や言動が左右されるんじゃないでしょうか。それが人間ってものです。
自分の感情をコントロールするのは、とても難しいことだと理解しています。
だからといって、相手の裁量に依存するのは甘えでしかない。
察せるわけがないですよね。
いくら夫婦生活が長くても関係ありません。価値観がブレることだってあるし、人は日々成長していきます。昨日と今日が同じだなんて保証はどこにもない。
ツーカーの仲や阿吽の呼吸という言葉がありますが、これは気持ちが通っている、息がピッタリという例えであって、他人の考えてることがわかるという意味合いが違います。
嫁がぼくの行動すべてを監視することだけに注力できる状況だった場合、ひょっとしたら、察することができるかもしれません。まあ、家事に育児に奔走する嫁にとって現実的な方法ではないですよね。
もし、感情のコントロールができなくても不毛な夫婦喧嘩を減らせるとしたら、試してみない手はないです。
今回は、たった一言で変わる夫婦喧嘩を減らす方法について
イライラしてるときに話しかけられると素直になれない
普段なら素直に受け入れられることも、イライラしていると無性に反抗心が芽生えます。
結局は受け入れるのにブルブツ文句を垂れ流していませんか?
そんな扱いを受けたら相手だって気分が悪くなります。
↓通常時
↓イライラしてるとき
「なにその言い方!」「そんなに嫌ならいい!」みたいな感じで非難され、売り言葉に買い言葉で夫婦喧嘩に発展してしまうことも珍しくありません。ぼくもよくやってしまいす。
イライラしている自分に気付いてもらえなくて、さらにイライラするという悪循環に陥ります。
イライラしている自分を伝えておく
こんなとき、事前に『イライラしてる自分』を相手に伝えるとどうでしょうか?
同じイライラした態度でも相手が受ける印象が変わると思いませんか?
落ち込んだ時に話しかけられると頭に入らない
落ち込んでいるときに話しかけられても、上の空なので生返事しかできないことってありますよね。
でも返事だけはちゃんとするので、何かしらのアクションを期待していた相手をガッカリさせることになります。
↓落ち込んでるとき
(30分後)
「ちゃんと話聞いてよ!」「私の頼みなんてどうだっていいんだね!」みたいな感じで非難されます。
違うんだ、と弁解しても時すでに遅し。一度信用を無くしてしまうと何を言っても嘘っぽく聞こえます。
落ち込んでる自分を伝えておく
こんなとき、事前に『落ち込んでる自分』を相手に伝えるとどうでしょうか?
(30分後)
自分の状況をしっかり伝えていれば誤解を生むリスクを回避できます。
落ち込んでる気分に対して共感を得ることができれば、優しくフォローしてもらえるかもしれません。
他人を察することは難しい
たった一言だけです。
自分の状況を報告するだけで相手が受ける印象を変えることができます。
考えてみてください。もともとあなたのパートナーは心優しい人なんですよ。心優しい人じゃなかったら結婚なんてしなかったと思います。
嫁が心優しいだななんて、言われてみてば当たり前のことですが、当たり前のことって慣れてしまうと忘れてしまうんですよね。
事情を知っていれば、夫婦喧嘩を避けられる裁量があるはずなんです。でも、そんな心優しい嫁でも不毛な夫婦喧嘩は起きてしまう。
結局はどんな近い関係にあっても他人を察することが難しいってことです。
イライラしてるなー、落ち込んでるなーと感じてるのは自分だけ。所詮他人にはわかるはずがないんです。
他人が察するなんて限度があります。状況報告でコミュニケーションを図りましょう。
夫婦喧嘩の仲直り方法も参考にしてくださいね。