家族でドライブしているときに、運転している旦那さんがスマホをいじってるのを見かけたことはありませんか?
残念ですがその旦那さん。
一人で運転してるときはガッツリながらスマホ運転してます。
ながらスマホ運転が危険な行為だということは小学生でも知っています。それを家族の前でもスマホをいじるのだから、一人の時にいじらないわけがない。
今回は、ながらスマホ運転の危険性を改めて知らしめると同時に、旦那さんのながらスマホ運転をやめさせる方法を提案します。
ながらスマホ運転はめちゃくちゃ危険!
ながらスマホ運転の危険性を具体的な数値で示します。
運転中に5秒間だけスマホに目を落としたと仮定します。
実際に運転者が5秒間も目を離せるのは、せいぜい信号がない直線道路とかでしょうか。
時速60キロで走行していた場合、
60000m ÷ 3600秒(1時間) = 16m/s × 5秒 = 80m
目を離してる間に進む距離が80m。さらにそこから急ブレーキをかけて停止するまでに37m
時速 (km) | 空走距離 (m) | 制動距離 (m) | 停止距離 (m) |
20 | 6 | 2 | 8 |
40 | 11 | 9 | 20 |
60 | 17 | 20 | 37 |
80 | 22 | 36 | 58 |
100 | 28 | 56 | 84 |
120 | 33 | 81 | 114 |
[aside type="normal"]空走距離:ドライバーが危険を感じブレーキを踏むまでに進む距離、制動距離:ブレーキを踏んでから車が停止するまでに進む距離、停止距離:空走距離+制動距離[/aside]
目を離した瞬間からブレーキを踏んで完全に停止するまで117mも進みます。
雨や雪などの路面状況やタイヤの摩耗具合ではもっと距離が延びますからね。
ちなみに「小まめに視線を戻せば大丈夫」「視界を完全に外してないから大丈夫」なんて考えは浅はかとしか言いようがありません。
普通のドライバーは進行方向のかなり前方まで視線を飛ばして注意を払って運転しています。それでも事故が起きてしまうことだってあるんですよ。
チラチラみてるだけのヤツがそんな芸当できるわけありません。
ながらスマホ運転は浮気と同罪だ
ながらスマホ運転をやめるように言ったところで、家族の前ではやめるかもしれませんが一人で運転するときはやめないでしょう。
危険性を認識してないし自分は大丈夫だと思い上がってるから、ながらスマホ運転をしてるんです。
社会問題になるほど取り上げてるのにやめられない。スマホの画面にはそれだけの魅力があるのでしょう。
うーん・・・ん?
この負のパターンが何かに似てると思ったら、浮気と同じじゃないですか。
- バレなきゃ良いと思っている
- バレた時のリスクを考えない
- アリバイは完璧だと思い上がっている
- 倫理的に許されない行為
- 一線を越える手軽さ
- 第三者も傷つける
結構共通点が多いですね。
じゃあ「ながらスマホ運転をする旦那は浮気する」ってレッテルを貼りましょう。
うん、それがいい。
誠実な男性ならそんな評価を下されるのは許せないと思う。ぼくは不誠実ですが浮気者扱いされるのは我慢できないぞっと。
少なくとも嫁のことを愛してる旦那さんなら誘惑に負けず我慢してくれる。浮気者扱いなんて許さーんな自尊心が高い旦那さんも頑張ってくれるでしょう。
浮気者め!と断定すると反発する人もいるので、それとなく伝えるのもありです。
ながらスマホ運転をする旦那は浮気する、そんな突拍子もない展開に旦那がついていけるように『ながらスマホ運転』と『浮気』の共通点を改めて解説します。
バレなきゃ良いと思っている
行為に及ぶこと自体に罪悪感を感じていない人が手を出してしまうのではないでしょうか。
「倫理的にアウト、自分的にはセーフ」みたいな
自分ならコントロールできるとか勘違いしていそうで怖い。そういう問題じゃないからね。
バレた時のリスクを考えない
バレた(事故った)ときの代償が大きすぎます。
目先の快楽に惑わされ、リスクを考えずに手を出してしまう人は単なるバカです。
しかし、残念なことに既婚者の中にも単なるバカは一定数存在します。
アリバイは完璧だと思い上がっている
アリバイは作れると思ってる人が多いみたいですが現実的には不可能です。
ながらスマホ運転も浮気も常態化する行為ですから、長く続けていくうちに必ずボロがでます。
最初のうちは小まめに痕跡を消していても、そのうちサボるでしょう。目先の快楽に惑わされる人のメンタルなんてタカが知れています。
倫理的に許されない行為
言わずともがな。
とくに、ながらスマホ運転はSNSやスマホゲームが普及したせいか社会問題として取り上げられることが多くなりました。
近年ではスマホゲームの『ポケモンGO』がやり玉にあげられていましたね。同ゲームでのながらスマホ運転で死亡事故も発生して、メーカーが速度制限などの規制をかける事態になりました。
一線を越える手軽さ
お膳立てができていて、当人の気持ち次第で簡単に一線を越えられるケースがあります。
例えば、浮気だと相手に告白されて自分の返答待ちとか、ながらスマホ運転だと無料スマホゲームのリリースとか。
さらに是非の判断が属人的なのも一線を越える助長をしています。
「食事までならセーフ」「信号停止中ならセーフ」と自分に言い聞かせながら、一線を越えてしまう人は多いのではないでしょうか。
第三者も傷つける
事実を知れば嫁、子どもは傷つきます。
親も兄弟、親戚も、友人知人、仕事仲間だって傷つきます。
「ながらスマホ運転くらいで」と思うかもしれませんが、普通の人は、ながらスマホ運転のリスクを想像できます。
当たり前ですが、ながらスマホ運転や浮気をする人に良い印象を持っていません。
交流が深い人ほど(この人、ながらスマホ運転/浮気する人なんだ…)と落胆するでしょう。
ながらスマホ運転を撲滅しよう
ながらスマホ運転をしている世の旦那さん達におかれましては、奥さんにこんな風に気を使われる前に自主的にやめるようにしましょうね。
ちょっとの快楽と引き換えに、どれだけのものを失うと思いますか?
交通事故を起こしても、浮気がバレても、嫁や子どもが不幸のどん底に落ちます。周りの人間にも何かしら影響がでます。
ちょっと考えればわかることなのに、それが出来ない大人が多い世の中になりました…。
嘆いていても何も変わりません。
ぼくは「ながらスマホ運転をする旦那は浮気をする」というレッテルを作り出すことで、ながらスマホの誘惑を完全に断つことができました。
トヨタとコメダ珈琲店、KDDIの三社が業界の異なる企業間で「ながらスマホ運転」事故防止プロジェクトなんて立ち上げてたりします。こういう取り組みは応援したいです。
皆さんも「私はコレでながらスマホ運転をしなくなった」的なアイディアがあったら、ぜひSNS等で拡散してみてくださいね♪