こんにちは、レミ(@yomemote.com)です。マイホームから失礼します。
さて、最近巷ではマイホームを持つことがリスクでしかないという風潮があるようですね。修繕リスク、転勤・転居リスク、ローン破綻のリスク etc.
「マイホームは本当に必要なのか」
マイホームについて懐疑的な見方をする人が増えてきています。可処分所得(税金や社会保険料を差し引いた残りの所得)が年々減っている現代においては自然な流れなんでしょう。
逆に「一国一城の主には、持ち家は不可欠だ」と旧時代の価値観を未だ盲目的に信じている人もまだまだ多いです。
色んな視点で情報を集めることは大切です。選択肢が広がることはいいことですから。でも、もっと大切なことがあります。
それはマイホームを建てる目的を明確にすることです。
目的が明確化されていないと情報に踊らされて、誰かの言うことを真に受けて大事なことを決めてしまいます。その決断には魂がこもってないから、ちょっとでも躓くとその事象が後悔に代わるでしょう。
なんのためにマイホームを建てるのか、これからマイホームづくりを検討する人には、ぜひ考えて欲しいです。
マイホームが必要だと確信してからスタートしましょう。
マイホームに住み始めて約3年経ちました
一世帯住宅で、夫婦+子ども二人の4人家族。
「マイホームの感想は?」と聞かれるならば正直にお答えしましょう。
仕事が終わって国道沿いを車で20分ほど走らせて、道路脇の小道に入ると目の前に飛び込んでくるんですよマイホームが。
マイホームを見た瞬間、ぼくの心が満たされていくのがわかります。心に注がれるのは、マイホームで待っている嫁と子ども達の存在です。
家があって家族がいる、最高じゃないですか。
マイホームを建てる目的を考える
「同年代の持ち家率が高いから」「何となく良さげだから」みたいに曖昧な感じでスタートすると、やることが多すぎて嫌になったときにモチベーションが維持できません。
モチベーションを失って「面倒臭い」と感じてしまったら、家づくりが雑になってしまい、あとで必ず後悔することになります。
マイホームの目的を考えるきっかけは子ども
結婚当初は賃貸パートで暮らしていました。
嫁とは「いつかは欲しいね~」と夢を語っていたもんです。当時はまだ先のことだと思っていたので、具体的な話は何もしていませんでした。
マイホームの欲求が高まってきたのは、第一子が生まれてからです。
自分の子ども時代の写真をみると、まあ実家で撮影した写真が残ってますよね。その写真をみて「この家で育ったんだなー」と思うわけです。ぼくと一緒に写っている実家の様子でノスタルジー全開です。
唐突に思ったわけではなく、結婚式のプロフィールビデオづくりで、昔の写真を見る機会があったからでしょうね。その後も自宅で嫁と鑑賞してましたし(笑)
今でも実家に帰るといつもの場所にいつもの親がいるし、壁や柱には、ぼくがつけたであろう傷や落書きがあるんです。ぼくにとって実家は大切な思い出の場所です。
子どもの思い出の場所をずっと大切にしたいなと思ったんです。だから思い出の場所、マイホームを作ろうって。
ぼくにとってマイホームは必要でものした。
そう考えたら人間不思議なもので、賃貸アパートの生活が急に息苦しく感じてきました。そこから本腰入れてマイホーム計画を立てることになったんです。
目的を明確化するメリット
目的を明確化することは、モチベーション維持に役立ちますが他にもメリットがあります。
夫婦の目線が合わせられる
夫婦で目的を共有することで、マイホームづくりの目線を合わせられます。
夫婦とて思い違いはしますし、判断を誤ることもあります。目的を共有することで、そういったミスをお互いにカバーすることも可能になります。
キッチンやバスルーム、照明器具やカーテン、それぞれに魅力的なオプションが沢山あります。あれもこれもと暴走するパートナーを「それって本当に必要?」と止めてあげてください(笑)
迷ったときに立ち戻れる
マイホームづくりでは多くの要素が複雑に絡み合っています。
あれもこれもと手を付けていると、今自分が何をしているのかわからなくなることもあります。
迷ったときに目的が明確化してあると、マイホームづくりの原点に立ち戻れるので、適切な判断を下す状態にリセットできます。
マイホームを手に入れた今思うこと
マイホームを建てる決意をしたのが2013年夏頃の話、そこから紆余曲折して2年、念願のマイホームを手に入れました。
確かにマイホームを持つことはリスクになるかもしれません。でもリスクのない人生ってあり得ないですよね。
マイホームを購入したことで、生活自体が苦しいとか、成り立たなくなるのは本末転倒です。
最低限の知識と処世術を身に付けましょう。金利計算がややこしい住宅ローンだって、ネットで返済シミュレーションサービスをやってます。そこで躓くなら向いてないですよ。
月々のローン返済額が賃貸アパートの家賃と同額なので、無理なくマイホーム生活を送れています。
子ども達は、毎日自分の家で思い出作りをしています。2年も経つとあちこち傷だらけになりますね。いやはや。
嫁も元気な子ども達に囲まれて幸せそうです。もちろんぼくも。
まあマイホームにはマイホームの悩みがありますが、周囲の住人に気を使ってた賃貸アパート暮らしよりは、精神的に大分健全になりましたよ。
心が穏やかになれば、様々な行動がプラスに作用してくれます。つまり、嫁モテも捗るって寸法です。やったね♪
理想のマイホームを手に入れるために納得いくまで情報収集しましょう。実際にマイホームを建てた人のブログは参考になりますよ。