16キロ減の成功者が語る!糖質制限ダイエットの効果が高い理由

糖質制限ダイエットをご存知でしょうか?

経営者などのエグゼクティブ層が実践し、次々と成果を出している確立されたダイエット方法です。5大商社の一つである伊藤忠商事の岡藤社長も糖質制限のファンです。

伊藤忠・岡藤社長「糖質制限、ファンになった」:日経ビジネスオンライン

今や糖質制限ダイエット中にも食べられる低糖質パンや低糖質スイーツがコンビニやドラッグストアなどで当たり前のように陳列されるほど世間の認知度が高まっています。

今回は、一過性のブームで終わらない根強い人気がある糖質制限ダイエットの効果についてを分かり易く紹介します。

正しい知識を身に付けて糖質制限を実践すれば、忙しくて運動する時間が確保できない人でも確実にやせられますよ!

糖質制限ダイエットの効果

糖質制限ダイエットにどのくらいの効果があるのか。

個人差があると思うので一概には言えませんがぼく自身は糖質制限ダイエットで16キロの減量に成功しています

ぼくは仕事や育児に追われるどこにでもいる普通のサラリーマンです。運動する時間が確保できないので独身者より明らかにダイエットには不向き。

それに加え、日頃の不摂生が祟ってブクブクに太って結婚当初から20kg増加してしまいました。医者からは脂質異常症と診断されて家族にも心配をかけてしまいました。幸せな家庭を守る一員として痛恨の極みです。

脂質異常症とは
血液中にふくまれるコレステロールや中性脂肪(トリグリセライド)などの脂質が、一定の基準よりも多い状態のことをいいます。以前は、高脂血症ともいわれていました。
血液中に余分な脂質が多くなると、動脈硬化を起こしやすくなり、心筋梗塞や脳卒中などのリスクが高くなります。それが脂質異常症という病気です。
一般的には「血液がドロドロの状態」、それが脂質異常症といってもいいでしょう。
脂質異常症には、自覚症状はほとんどありません。そのため気づくのが遅れ、ある日とつぜん心筋梗塞などの発作におそわれる人が少なくありません。
発作を防ぐには、毎日の生活(食事や運動)に気をつけることと、健康診断などで「脂質異常症の疑いがある」といわれたときは、放置せずに早めに受診して医師の指導を受けることが大切です。

引用元:オムロン ヘルスケア株式会社 - 脂質異常症って、どんな病気?

いままで散々いろんなダイエットに手を出しては思うような効果がみられず断念してきたぼくが、再起のために選択したのが糖質制限ダイエットでした。

効果が高いダイエットとして注目を集めていましたが、同時に糖質制限危険説も囁かれていたので恐る恐る取り組んでいたのを覚えています(結局は誤解だったのですが・・・)

結果、糖質制限ダイエットのおかげで脂質異常症は改善しました。

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糖質制限ダイエットとは

糖質制限はご飯やパン、麺類などの糖質を多く含む食材の摂取量を抑え、その分タンパク質と脂質で補う糖尿病やメタボリックシンドロームの治療にも採用されている食事療法です。

別名 肥満ホルモン「インスリン」

肥満の原因は糖質の過剰摂取です。

糖質を摂取すると消化・吸収されたブドウ糖が大量に放出されるので血糖値(血中のブドウ糖量)が上がります。血糖値が高いと血液がドロドロになり脳梗塞、心筋梗塞などさまざまな病気の引き金になる動脈硬化になってしまいます。

そのため血糖値が上がりすぎないように膵臓から「インスリン」というホルモンが分泌され糖分の大半をエネルギーとして筋肉や脳の活動に回してくれます。素晴らしい働きをみせるインスリンですが、使い切れずに余ったブドウ糖を脂肪に変えてどんどん蓄えてしまうのです。

糖質を摂取したときに大量分泌されるインスリンですが、タンパク質や脂質には反応しません。なぜかというとタンパク質や脂質では血糖値が上がらないからです。

脂肪を蓄えるインスリンの働きを抑制することに目を付けたのが糖質制限ダイエットなのです。

糖に代わるエネルギー源「ケトン体」

糖質制限によって脳に十分なエネルギーが行き渡らなくなります。すると身体は糖に代わるエネルギー源として体内のケトン体を使い始めます。

つまり、糖質を制限しつつ脳に十分なエネルギーを供給するにはケトン体が必要になります。

ケトン体は糖質に代わる脳のエネルギー源(というか本来はケトン体が人間のメインのエネルギー源)なので積極的に摂っていきましょう。

ケトン体を産生する食材として、肉、魚、卵、大豆、葉野菜、きのこ、果物、アマニ油、エゴマ油(オメガ3脂肪酸を含む油)、牛乳、ココナッツオイル(中鎖脂肪酸を含むもの)があります。

糖質制限とカロリー制限の違い

カロリー制限ダイエットは基礎代謝+活動分の消費カロリーが摂取カロリーを下回ることでやせられるという、「食べなきゃやせる」というシンプルなダイエット法です。

しかし、美味しい食べ物に限ってカロリーが高いもの。

カロリー制限ダイエットも効果が高いダイエットですが、肉類や油もの、アルコールが厳しく制限されるため長期的に実践するには鉄の忍耐力が必要になります。

やせたいけれど食卓にあがる美味しい料理たちを我慢しなければならないなんて絶対無理。カロリー制限ダイエットで断念する人はカロリーの計算が面倒くさいんじゃなくて美味しい料理の誘惑に負けているのです。

「やせたい、でも美味しいものが食べたい」

このジレンマを解消するのが糖質制限ダイエットです。

糖質制限ダイエットでは高カロリーの代表格である肉類を食べていいんです。だって糖質量が少ない食材だから。カロリー制限ダイエットでは御法度だった肉類を食べていいんです。

アルコールも焼酎や赤ワインなどの蒸留酒なら基本的にOK。

「俺、ダイエットしてるんだ」とニカッと笑いながらステーキを食べ、ワインをあおる。糖質制限ダイエットならOKです。

それでも苦しい方は糖質の摂取量をコントロールすれば無理なく続けられます。

糖質制限は危険なダイエット法なのか

世間では「糖質制限は危険だ」という声があります。

糖質制限を長期間続けていると「筋力が落ちて立てなくなる」「脳梗塞のリスクが高まる」などの健康被害につながるといった内容です。

「頭が働かない」「力がでない」といった日常生活の弊害もよく聞きますね。でも、こういった不調は糖質制限のやり方を間違えていることに原因があります。

数々の「糖質制限危険論」のなかには、間違った糖質制限が原因で引き起こされる不調を指摘している場合や、科学的な根拠が薄いものも少なくない。

まず、「頭が働かない」「力が出ない」といった不調は、糖質制限のやり方を間違えていることが原因だ。糖質制限の第一人者として知られる高雄病院の江部康二医師は、こうした症状について「9割9分の確率でエネルギー不足を起こしている」と指摘する。

熱心なダイエッターたちはつい、脂身たっぷり肉などに抵抗を感じ、低カロリーの豆腐や鶏のささみ、野菜ばかりを選びがちになっている。すると、体重や脂肪は急激に落ちるが、同時にエネルギー不足で元気もなくなってしまう。

引用:東洋経済ONLINE - 「糖質制限危険説」は一体どこまで真実なのか

効果的なダイエット方法があると噂を聞きつけたダイエッターが、よく調べもせずに実践するので健康被害が出てしまい糖質制限危険説につながるのでしょう。

ぼくは糖質過多でブクブクに太って病気になるより、糖質制限でスリムなった方が健康によいと考えています。どちらのリスクを取るかですね。

何より重要なのは正しい糖質制限のやり方を学ぶことです。

コンビニで買える糖質制限食

ローソンの低糖質パンと低糖質スイーツ

カロリー制限ダイエットよりは食べられる食材が多い糖質制限ダイエットですが、ご飯やパン、麺類などの炭水化物、スイーツはなるべく控えた方が好ましいです。

どうしてもパンや甘いスイーツが食べたい人にうってつけなのがコンビニやドラッグストアなどで売ってる低糖質パンや低糖質スイーツです。食感は・・・電子レンジでチンしたコッペパン?

低糖質食品は普通の食品より少し割高ですが、糖質制限の認知度が低い田舎だと割引対象になることが多いです(笑)

糖質制限ダイエットでやせない理由

糖質制限ダイエットを実践しているのにやせない人は以下の項目をチェックしてみてください。

NG食材を把握していない

糖質制限においてご飯やパン、麺類がNG食材だという認識を持っている人は多いです。ですがそれ以外のNG食材をしっかり把握している人は少ないのではないでしょうか。

曲者は料理に紛れ込む食材や調味料です。知らず知らずのうちに糖質を摂取してしまっている可能性があります。

ぼくは嫁に協力してもらって糖質制限ダイエットを始めました。糖質制限のガイドブックがあるとOK食材とNG食材の共通認識が持てるので便利です。

料理を作ってくれる嫁にはとても感謝しています。

基礎代謝が低い

糖質制限をしていると糖質によって得ていたエネルギーが不足します。これを補うために身体は筋肉にあるタンパク質を分解するので筋力が落ちます。

筋力が落ちると基礎代謝も落ちるので1日に消費できるエネルギー量も減ります。つまり、やせにくく太りやすいダイエットには非効率な身体になってしまいます。

ぼくは糖質制限ダイエット中に運動を一切しませんでしたが、年齢や体格によってはダイエットの足を引っ張る要因になり得ます。あと普通に運動不足は健康に悪いので適度にやっておきましょう。

食べすぎ

糖質制限ダイエットは摂取カロリーよりも糖質の摂取量に重きをおくダイエット法です。しかし、だからといってカロリーを気にせずバカ食いしていいものではありません。

消費カロリーを大幅に上回るカロリーを摂取し続ければ当然太ります。

塩分の摂りすぎ

糖質制限ダイエットではご飯やパンなどの主食を減らした分、おかずを増やすことが多いのですが、主食がある前提の味付けだと塩分を摂りすぎてしまいます。

塩分の摂りすぎによって身体がむくんでしまい体重が増えます。薄い味付けに切り替えるまではむくみが原因で糖質制限ダイエットの効果が鈍化する可能性があります。

糖質制限をサポートするアイテム

糖質制限ダイエットに計るだけダイエットを併用すると効果が上がります。

計るだけダイエットは体重の変化を見える化(グラフ推移など)することで食生活改善のキッカケを作りだすダイエット法ですが、数値やグラフで少しずつ体重が減っていく様子がわかるので食べ物の誘惑に負けない強靭な意志力を持つことができます。

右肩下がりのグラフが快感になりますよ。

ただし、毎日測定記録をつけるのは面倒臭いです。計るだけダイエットを続けられない理由がコレ。

計るだけダイエットでも挫折する人はWi-Fi環境下で測定データを自動転送してくれる体重体組成計をオススメします。体重計に乗るだけでスマホアプリに測定データを蓄積、グラフ化してくれます。

まとめ

糖質制限ダイエットは正しいやり方で実践すれば、ちゃんと効果がでるダイエット法です。

糖質制限ダイエットに成功したやり方を告白!10ヶ月16キロ減の軌跡

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ダイエット中にフードフェスへ参加したり、カップラーメンを完全にやめられなかった自制心が弱いぼくでも10か月で16キロ減に成功しました。

あなたも正しい糖質制限ダイエットで見た目スッキリな健康ボディを目指してみませんか!?

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